「釣りを始めたいけど、竿の種類が多すぎてよく分からない…」
そんな初心者におすすめなのが 万能竿(ばんのうざお) です。
万能竿はエサ釣りはもちろん、ルアー釣りにもある程度対応できるのが魅力。
特にバス釣り初心者や小型ルアーを試したい人にとって「最初の一本」に最適です。
この記事では、万能竿の定義・選び方・釣れる魚・ルアー対応・メリットとデメリット を分かりやすく解説します。
目次
万能竿とは?
万能竿とは、特定の釣りに特化せず、さまざまな釣法や魚種に対応できる竿のことです。
万能竿の基本スペック
- 長さ:2〜5m程度
- 調子(しなり具合):6:4〜7:3(バランス型)
- 仕舞寸法:50〜80cm程度に収まる振り出し式が主流
- 素材:カーボンやグラスファイバー
つまり、小物〜中型魚を相手に、エサ釣りもルアー釣りもそこそこ楽しめる竿 というのが一般的なイメージです。
万能竿はルアー釣りにも使える!
万能竿は餌釣り向けと思われがちですが、実は 軽めのルアーなら十分に扱えます。
特にバス釣りや小物狙いのルアー釣りを始めたい初心者にぴったり。
どんなルアーが使いやすい?
- スピナー・スプーン(小型の金属ルアー)
- 小型ミノー・シャッド(4〜7cm程度)
- ワーム+ジグヘッド(ライトリグ系)
バス釣り初心者におすすめの万能竿活用法
- 池や小川でブルーギルや小バスを狙う
- ワームや小型ルアーで「とりあえず釣れる」感覚を掴む
- エサ釣りとルアー釣りを一本で切り替えて遊ぶ
👉 専用ルアーロッドに比べるとキャスト精度や操作性は劣りますが、入門として楽しむなら十分です。
万能竿のメリット
1. エサ釣りもルアー釣りも一本でできる
- サビキ釣り・ウキ釣り → 海の小物
- ルアー釣り → 小バスやブルーギル
2. 初心者でも扱いやすい
調子がバランス型なので、キャストやアタリ取りもしやすいです。
3. コスパが高い
専用竿を買い揃える前に、万能竿一本で色々試せる。
4. 携帯性が良い
コンパクトに仕舞えるため、キャンプや旅行のお供にも最適。
万能竿のデメリット
- 専用ルアーロッドのように軽快なキャストはできない
- 大型バスやパワーゲームには不向き
- 「万能」だけに、突き詰めると物足りなさが出る
👉 つまり「万能竿でルアー釣りを知って、もっとやりたくなったら専用竿へステップアップ」という流れが理想です。
万能竿で釣れる魚(エサ&ルアー両方)
- 海釣り(エサ):アジ、イワシ、サバ、ハゼ、メバル
- 川釣り(エサ):オイカワ、フナ、ウグイ
- 池・湖(ルアー/エサ):ブルーギル、小型ブラックバス、小型コイ
万能竿を持っていれば、その日の気分でエサ釣りかルアー釣りか選べるのも魅力です。
万能竿の選び方(初心者向け)
1. 長さ
- 川・池の小物やルアー → 2〜3m
- 堤防のエサ釣り中心 → 3.6〜4.5m
2. 調子
- 胴調子と呼ばれるものやレギュラーテーパーと表記されてるものがおすすめ。
- 先調子やファーストテーパーでももちろん良い。ルアーメインならこっち。
3. 素材
- カーボン製 → 軽量で感度が良くルアー操作にも◎
- グラス製 → 丈夫で安価、雑に扱う子ども用にも最適
初心者におすすめの万能竿活用シーン
- ファミリーフィッシング → サビキ釣りでアジやイワシ
- 川遊びの延長 → フナ釣りや小物ルアーでブルーギル
- バス釣り入門 → 小型ワームやスピナーで小バスを狙う
- 旅行・キャンプ → 一本でエサもルアーも楽しむ
万能竿を長く使うためのメンテナンス
- 使用後は真水で洗う(特に海水)
- 水分をしっかり拭き取り、乾燥させてから収納
- ガイドやリールシートのゆるみを定期チェック
まとめ:万能竿は「釣り入門+ルアー入門」の最適解
万能竿は 初心者に最適な「とりあえずの一本」。
エサ釣りだけでなく、小型ルアーも扱えるため、「釣り入門+ルアー入門」 を一本で経験できます。
👉 結論:万能竿は「最初の釣り竿」として、そして「ルアー入門竿」としてもおすすめ!
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