キス釣りの仕掛けとエサの選び方
目次
1. 基本仕掛けの種類
キス釣りの仕掛けはシンプルですが、状況に合わせて使い分けると釣果が変わります。
① 投げ釣り用天秤仕掛け
- 最も一般的なスタイル
- ジェット天秤・L型天秤を使い、仕掛けが絡みにくい
- 広い範囲を探れるのでサーフの本格的な釣り向き
② 胴突き仕掛け(ちょい投げ)
- 仕掛けを短くして、堤防やファミリーフィッシング向け
- 波打ち際でも釣れる夏場におすすめ
- 子どもでも扱いやすい
③ 片天秤・遊動天秤
- 仕掛けの動きが自然で、食い込みが良い
- 渋いときや魚がスレているときに効果的
2. ハリの選び方
- **キス専用針(流線型)**が基本
- サイズは 5〜8号が標準、良型狙いは10号もあり
- ハリ数は2〜3本が扱いやすい(本格派は10本仕掛けも)
3. エサの種類と特徴
キスは底に潜む小動物を食べるため、ゴカイやイソメがベストマッチ。
① アオイソメ
- 手に入りやすく万能
- 丈夫なのでエサ持ちが良い
- ただし大きいと食い込みが悪い → 小さくカットして使用
② イシゴカイ(ジャリメ)
- キス釣り定番エサ
- 匂いが強くアピール力大
- 柔らかいため食い込み抜群、ただし弱りやすい
③ チロリ(マムシ)
- 高級エサ、特に良型狙いに有効
- 身が柔らかく匂いが強い
- 地域や釣具屋によっては入手困難
④ その他
- オキアミや小型のエビでも釣れる
- ワーム(人工エサ)は数釣り向きではないが、持ち運び便利
4. エサの付け方
- 細長いゴカイ類は 真っすぐになるように付ける
- 余った部分はカットして、垂らしは1〜2cm程度
- クネクネと自然に動く姿がキスを誘う
5. シチュエーション別おすすめ
- ファミリーフィッシング:堤防からのちょい投げ+アオイソメ
- 数釣り狙い:サーフの天秤仕掛け+ジャリメ
- 良型狙い:沖のポイント+チロリ
まとめ
キス釣りは「シンプルな仕掛け+エサ選び」が釣果のカギ。
- 天秤仕掛けで広く探る
- ジャリメやアオイソメを小さく付けて食い込みUP
- 針サイズやエサの種類を状況で使い分ける
この基本を押さえるだけで、初心者でもすぐにキスのアタリを楽しめます。
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