キス釣りの投げ方と誘い方のコツ
目次
1. 投げ方(キャスティング)の基本
キス釣りは遠投が有利になることも多いですが、実は「正確に投げる」ことの方が大事です。
① 姿勢とフォーム
- 両足を肩幅に開き、投げたい方向へ体を向ける
- 竿を後ろに振りかぶり、体全体を使って前に振り抜く
- 力任せではなく しなりを活かす のがポイント
② 距離の使い分け
- 近場(〜20m):波打ち際狙い。夏場やファミリー向き
- 中距離(20〜60m):最も安定して釣れるゾーン
- 遠投(60m〜):秋の良型狙いや人が多い海水浴場シーズンに有効
👉 投げる距離を変えながら探ることで、群れの位置を見つけやすい
2. 誘い方(サビき)のコツ
キスは底を泳いでエサを探すため、仕掛けをただ置くだけよりも「誘う」方が効果的です。
① サビくスピード
- 基本は ゆっくりと一定の速度で巻く
- 砂煙が立ち、エサの動きでキスが寄ってくる
② 止めのタイミング
- 数回巻いたら 数秒止める
- エサが自然に漂うことで食い込みやすくなる
③ アタリの見極め
- キス特有の「プルプルッ」とした小気味よいアタリ
- すぐ合わせず、竿先がググッと引き込まれてから 軽く合わせる
3. 複数匹を狙うコツ
- キスは群れで行動するため、アタリがあってもすぐに回収せずに待つと 2匹3匹と連掛けが可能
- 仕掛けをサビきながら「追い食い」を誘うのも有効
4. 季節による違い
- 夏場:浅場のチョイ投げでOK、アタリも多いので初心者向き
- 秋:型狙いのシーズン。遠投+丁寧なサビきで良型を狙う
- 冬:深場に落ちるため、沖目をじっくり攻める必要あり
まとめ
キス釣りは「遠投して探る」だけでなく、
- 正確なキャスティング
- ゆっくりサビいて止めるリズム
- 群れを見つけたら連掛けを狙う
この3つを意識するだけで釣果が大きく変わります。
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