記念すべき第一回目のブラックバスのマス夫論はやはりこのルアーしかないでしょう。
ということでキングオブルアーと言っても過言ではないルアー「スピナーベイト」について
わたくしマス夫の持論を書かせていただきたいと思います。
スピナーベイトの一般的なイメージ
- 強いアピール力のあるルアー
金属ブレードの回転によるフラッシングと波動で、遠くのバスにも存在を気づかせやすい。 - 根がかりしにくく初心者でも扱いやすい
ワイヤー構造でフックポイントが守られているため、障害物周りでも投げやすい。 - 濁りや風が強いときに効果的
視覚や聴覚に強くアピールできるため、ローライトやマッディウォーターで特に力を発揮する。。
スピナーベイトのよく言われる短所
- 見切られやすい
アピール力が強すぎて、プレッシャーの高いフィールドやスレたバスには口を使わせにくい。 - 飛距離が出にくい
ワイヤー構造と大きなブレードの抵抗で、同じ重さの他ルアーに比べて飛距離が伸びにくい。 - スローな誘いが苦手
止めて使うのには向いておらず、巻き続ける釣りが基本になるため状況によっては対応力が落ちる。
マス夫的スピナーベイト論
スピナーベイトを理解するためにまず必要なことはなんなのでしょうか。
それはブラックバスという魚の習性から逆算すると分かりやすいかと思います。
バス釣りはストラクチャーフィッシングと呼ばれるほどブラックバスは地形の変化やカバーと呼ばれる遮蔽物を利用して生活しています。
身を隠したりエサを追い詰めたりとブラックバスの生態と切っても切れない基本的な考え方になります。
そんな場所に隠れているブラックバスに効率よくルアーをプレゼンテーションしていくにはどういうルアーが効率的なんでしょうか？
そこにスピナーベイトの真価があると思っています。
使いどころと戦略
使いどころとしては根がかりしにくいという特性を活かして根がかりしそうな所へルアーを投げ続けることに尽きると思います。
戦略があるとすれば一投で勝負を決めるつもりで広い範囲を打ち続けることではないでしょうか。
おかっぱりをする上で二つの戦略があると思うのですがスピナーベイトは「ネバリスト」向きではありません。
強いルアーだからこそスピナーベイトで釣れる魚を自らの足で探しに行くランガンルアーだと思います。
今からこの川の気になるところ全部にスピナーベイトを通していこうという気持ちでいくルアーだと思います。
私はスピナーベイトをその辺に思いっきり投げてただ巻くような巻物的な使い方はあまりしません。
私にとってのスピナーベイトとはある意味「落ちパク」狙いというか
着水直後の巻き始めバイトが一番多いと思ってるのでひたすらそれを狙っていきます。
ブラックバスのなんらかのスイッチ(トリガー？)を入れる力が強いルアーなので勝負が早いのです。
スピナーベイトの弱点はちゃんと巻き続けると意外とゆっくりなので地味に時間がかかることです。
それは広い範囲を攻めて、釣れる魚(活性のあがった魚)を拾っていくという目的とズレが生じることになります。
マス夫のスピナべタックル・セッティング
- ロッド：テクナPMX ６６M
- リール：アルファスSVTW
- ライン：BMS AZAYAKA 12℔
巻物に分類されるスピナーベイトだがおそらく90％以上の方が高弾性気味のカーボンロッドを使っていると思う。
そして私もそこは逆張りおじさんせずにカーボンロッドを使う。荷物を増やしたくないおかっぱりでは重要なことだ。
このタックルでバイブレーションとバックスライドとヘビダンも行う。
６６のMに１２℔というのはバスフィッシングの王道である。
一本の竿でバスフィッシングをなるべく楽しみたい方におススメの黄金鉄板コンビネーションである。
なぜBMS AZAYAKAなのか
それはレンジキープ力が段違いだからだ。
私はバス釣りにおいて見落とされがちなレンジキープをけっこう気にしている。
AZAYAKAであれば水面から見えている色を保ちながら巻いてくることで水面下のルアーがどれくらいのレンジをキープできているかが非常にイメージしやすくなる。
マス夫の失敗談
- 巻物だからということで適当なとこをひたすら適当に巻く。
- このスピナーベイトが釣れると言われ無駄にたくさんの種類を買ったこと
- スピナーベイトに必要なのは釣れる魚を探す精神力とポイントに正確にキャストできるように努力すること
マス夫のスピナべ論まとめ
- スピナべは「落ちパク」を狙うつもりで撃て！
- 着水や巻き始めに全神経を注げ！
- 魔法のスピナべはない。歩け！探せ！
- 正確なキャストには使い慣れた道具を使え！
- 信じろ！スピナーベイトは数少ない永遠の定番ルアーだ！
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