新入社員部長…もう無理です…..限界です…..



どうしたんだ、そんなに青ざめて。



朝からメール、会議、トラブル対応…..。自分の仕事が何一つ終わってないのにもう夕方です。毎日何かに追いたてられているようで、息苦しいんです!!
結論 『意図的に手を抜け』



なるほど。典型的な『時間貧乏』の症状だね。結論から言おう。君に必要なのは『もっと頑張ること』ではない。『意図的に手を抜く技術』だ。
- 1.完璧を捨てて「60点」を目指す
- 2.やらないことを決める
- 3.先に「自分の予定」をブロックする



60点って、それ手抜きじゃないですか!現場を知らないからそんなことが言えるんです。僕らはミスが許されないんですよ?



落ち着きたまえ。それが『真面目さが生むノイズ』だ。なぜこの3つが必要なのか、論理的に解説しよう。
精神論ではなく、これは【リソース配分の最適化】の話です。あなたの貴重な時間を守るために、以下のロジックを理解してください。
1.100点を目指すのは「非効率」の極み
すべてのタスクで100点を目指すのは時間の浪費でしかありません。
ビジネスには「パレートの法則」(80:20の法則)が存在します。成果の8割は、実は「重要な2割の仕事」から生まれています。残りの8割の雑務をどれだけ完璧にこなしても、全体の成果にほとんど影響しません。
- 100点を目指す場合:細かいフォント調整や、過剰に丁寧なメール作成に時間を使い、本来の業務が圧迫される。
- 60点を目指す場合:「合格ライン」をクリアしたら即提出。浮いた時間を「本当に重要な2割」に投資できる。
【終わらせること自体を目標にする】これがプロのスピード感です。自分に「60点で良い」と許可を出すだけで、パフォーマンスは驚くほど安定します。
2.「足し算」ではなく「引き算」で考える
「あれもこれもやらなきゃ」と足し算で考えると、人間のキャパシティは一瞬でパンクします。時間は有限です。何か新しいことをするには、何かを捨てなければなりません。
まずは以下の「やらなくていいこと」を見極めましょう。
- 行きたくない飲み会(人間関係の整理)
- 即レスする必要のないメール(集中力の維持)
- 過剰な資料作り(自己満足の排除)
「今日はこれをやらない」と決めることはサボりではありません。「重要なことに集中するための戦略的撤退」です。物理的な時間が空くだけでなく、「自分で選んで休んだ」という感覚が、心の休息になります。
3.「自分の時間」は天引き貯金と同じ
仕事が終わってから自分の時間を探そうとしても、見つかるはずがありません。なぜなら仕事は与えられた時間をすべて埋め尽くす性質がある(パーキンソンの法則)からです。
自分の時間を確保する唯一の方法は「天引き」です。
会議の予定を入れるのと同じように、手帳に「自分とのアポ」を先に書き込んでください。
- 18:00~18:30 カフェで読書
- 21:00~21:30 お風呂にゆっくり入る
これを「絶対動かせない予定」としてブロックします。すると、「そこまでに仕事を終わらせよう」という強烈な締め切り効果が生まれ、ダラダラ残業が激減します。



なるほど….。僕は今まで『全部完璧にやらなきゃ』と自分で自分を追い込んでいただけなんですね。



気づけたなら上出来だ。真面目なのは君の長所だが、それが自分を壊す刃になってはいけない。
さて、議論は終わりだ。Next Actionに移ろう。



はい!何から始めればいいですか?



今すぐスマホのカレンダーを開きなさい。そして、明日の予定に15分だけ『自分だけの時間(Nothing Box)』をブロックするんだ。
なにもしない時間でも、コーヒーを飲む時間でもいい。『誰にも邪魔されない時間を確保した』という事実が、君の主導権を取り戻させてくれるはずだよ。
まずは1日15分でいいから、自分だけの時間を確保してみよう。小さく初めて徐々に習慣化することがコツ。
