キス釣りのポイント選びのコツ
〜砂浜から狙う「シロギス」の習性を味方につける〜
目次
1. キスが集まりやすい場所の基本
キスは 群れで回遊する魚 ですが、闇雲に砂浜を移動しているわけではなく、地形や潮の流れに沿って動いています。釣果を上げるには「魚が溜まりやすい場所」を見極めるのが大切です。
2. 狙い目の地形と特徴
① カケアガリ(砂浜の斜面)
- 波打ち際から急に深くなる斜面部分。
- エサが溜まりやすく、キスが群れている確率が高い。
- 投げる距離を変えて探ると、意外と手前で釣れることも多い。
② 波打ち際(サーフのギリギリ)
- 特に産卵期(初夏〜夏)は 足元の1色(15m以内) にも寄る。
- ファミリーでのチョイ投げでも釣果が出やすい。
③ 潮目
- 異なる流れがぶつかって、海面にスジができる場所。
- プランクトンや小魚が集まるため、キスも好んで寄りつく。
④ 河口・水路の流れ込み
- 川から流れてくる栄養分でエサが豊富。
- ただし塩分濃度が低すぎるとキスは嫌うので、流れ込みの両脇を狙うのがコツ。
⑤ 突堤や岩礁の脇
- 砂浜に続く人工物や岩場は潮流が変化し、エサがたまりやすい。
- ちょっとした「変化のある場所」は要チェック。
3. 季節ごとのポイントの違い
- 春〜初夏:浅場の波打ち際やカケアガリ。産卵で岸近くまで寄る。
- 夏:砂浜全域でチャンス。ファミリー向けに波打ち際でもOK。
- 秋:やや沖の深場(3〜5色:60〜120m)が中心。型狙いがしやすい。
- 冬:深場へ移動。船釣りや堤防の遠投が有利。
4. 探り方の工夫
- 投げてからリールを巻く際、仕掛けをサビいて地形を探ると良い。
- 砂地→急に軽くなる→カケアガリを発見!
- 「釣れた場所の距離」をメモしておくと、群れを追いやすい。
まとめ
キス釣りで大切なのは「砂浜のどこに魚がいるのか」を意識すること。
- カケアガリや潮目など 変化のある場所
- 季節ごとの「群れの寄り場」
を押さえるだけで、釣果はぐっと伸びます。
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